日記
2024-03-19 20:39:00
想像の共同体2
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
ベネディクトアンダーソンの想像の共同体より、前回言語やメディアによる欧州を中心とするナショナリズムについてブログを書きましたが、今回は言語を要因としないナショナリズムについて少し触れます。欧州各国と異なり、言語が元から結ばれていたアメリカの国家形成では、欧州から来た移民たちが、ヨーロッパの自国にいる現地人たちとの差異を感じるようになり、アメリカに住む欧州人は欧州人として認められないのであれば、共同体の結束を強めることになりました。出版技術の流入によるナショナリズムはアメリカでも機能していたようです。地理的条件、歴史によってそれぞれの国家の形成の仕方があると学べます。(かなり簡単にまとめており、申し訳ないですが)本著ではもっと深く学べますが、次回公定ナショナリズムについても触れたいと思います。相手の文脈で理解する訓練を高めていきたいと思います。