日記
2024-04-13 23:05:00
想像の共同体3
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
過去2回想像の共同体(ベネディクトアンダーソン著)についてブログで述べました。出版語が縦横な役割を果たしたヨーロッパの民衆によるナショナリズム(俗語ナショナリズム)、アメリカ大陸のクレオール主導のナショナリズム(クレオール・ナショナリズム)に加え、今回は公定ナショナリズムです。これは支配者によるナショナリズムで、俗語によるナショナリズムに対抗し、帝国の統一の為に普遍的統一言語を使用してナショナリズムを目指したものです。つまり、国家主導で理念として国民を掲げるナショナリズムです。(民主化に反対する流れで、ロシア帝国や、大日本帝国等がその例です。)やはり、これまで同様言語による想像が国家形成に影響を及ぼしていることを学べます。次回は植民地ナショナリズムについてまたブログで述べたいと思います。