日記

2022-09-23 00:23:00

秋分の日

いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。

秋分の日が近づくにつれて、お彼岸のお供えもののための商品や期間限定の商品が販売されているのを目にするようになりました。
子供のころに祝日の意味を習ったような気がしますが、改めて調べてみることにしました。(皆様はすでにご存じのことかも知れないですが。。。)

内閣府によると「国民の祝日」は国民の祝日に関する法律(昭和23年法律178号)により美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために定められた「国民をこぞって祝い、感謝し、記念する日」とされております。
本日秋分の日は第2条に祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。と定められております。
昼夜の長さが等しい日であり、季節上の一つの区切りになるという意味で、春分の日に対応するものとして採用されたそう。
ちなみに春分日は自然をたたえ、生物をいつくしむ。と定められており、昼夜の長さが等しく、自然のあらゆる生命が若々しく盛り上がる時であり意義なく採用されたとされています。
参考元:内閣府 国民の祝日について:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

また春分・秋分の前後3日を含む7日間は彼岸です。
彼岸とは向こうの岸の極楽浄土、これに対しこちら側の此岸は現世を指します。
生死の此岸を離れ、涅槃の彼岸に至るという人々の極楽往生したいとの願いが彼岸の思想を広めていたようです。
彼岸には墓参りなど先祖供養を行い、秋分の日にはお供えのおはぎを用意し、近隣に配る風習が江戸時代後期より盛んに伝えられたと言い伝えられているそうで、なぜおはぎを食べるかと言うと、昔から小豆は邪気を払うと考えられていたりおはぎが手軽に作られるものであったことからという説があるようです。
参考元:とらや様ホームページ https://www.toraya-group.co.jp/toraya/small_stories/calendar/higan_september/

子供のころは罰が当たるから等様々な理由をつけられ、訳も分からず祖父祖母や両親とともにお仏壇(※)に手を合わせていた記憶がありますが、大人になって気づいたのはご先祖様や先人の方々がいて、今があるということ。
(※)最近の家はわかりませんが、古くからある田舎の家ではお仏壇のある家が大半のイメージです。(お仏壇のCMも石川県ではよく目にしましたが、関東ではほとんど見たことない気がします。時代の流れもあるかと思いますが。。)
ご先祖様への感謝を忘れることなく、行動していきたいと思います。