日記

2022-10-08 14:36:00

牡蠣の歴史③

いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。

(牡蠣の歴史/キャロライン・ティリ著を参考にしております。)
諸説あるようですが、日本における養殖は16世紀に広島県で始まったとされております。
広島県はアサリの産地であり、浅い海に竹の棚をたててアサリが育つ場所を囲っていた。
この竹の柵に牡蠣の幼生が付着し、漁師がアサリよりも高く売れることを知ったのが養殖の始まりとされております。
昭和初期になると現在も続く垂下式養殖法が考案され、日本での主流方法となり、
日本のみならず現在では世界中の牡蠣の95%が養殖されているといわれております。
ただエリアや水温、養殖技術など様々な要因で違いがでます。
池亀が取り扱う能登かきは日本海側の七尾西湾で育ち、日本海側で最大級の養殖量となります。
周囲に山林が多く、山水からの栄養を含んだ水が海に流れるため、餌であるプランクトンが豊富なため、出荷期間がはやく1年程度で出荷が可能。
2-3年物に比べやや小ぶりと言われますが、その濃厚な甘みが特徴。

能登牡蠣白味噌鍋は能登かきの旨みを最大限生かすよう牡蠣鍋では一般的とされる赤味噌ではなく、上品な甘さの白味噌をベースとしております。
店舗ののみならずご自宅でも牡蠣を堪能いただければと思い、お取り寄せ商品もご用意しております。
最後は告知っぽくなってしまいましたが、養殖の歴史も長い牡蠣がこれからも食べ続けられるよう、引き続き牡蠣を楽しめる食べ方を提供していきたいと思います。