日記
鶴は千年、亀は万年
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
池亀を残す道に挑戦している目的として、87年続いている家業(事業)を両親の加齢と共になくしてしまうのは嫌だという想いがあったのが主な理由ですが、長く続けるにはどうしたらよいものかヒントを得ようと調べ事をすることが多いです。
長寿や縁起を祝う言葉として「鶴は千年、亀は万年」と言われるように長い寿命をもつ生き物はどういう生き物がいるのか、なぜ長生きできるのかを調べてみました。(種によりますが、鶴は20-40年、亀は100-200年程度生きるそうです。)
べニクラゲという生き物は捕食されない限り、命の危険を感じると若返る機能を持つため不老不死と言われているようです。(一般的なクラゲは1年程度の寿命。)
会社も厳しい局面を迎えると好況時に気づかない改善点に気づき改善されるケースが多々あると思います。(ただし競争に敗れると生き残れないように捕食されないことも重要ですが。)
また、クジラも長寿のようで200歳を超える個体も存在したり、ニシオンデンザメと呼ばれるサメは400年程度生きるといわれております。ニシオンデンサメは地球上で最ものろい脊椎動物ともいわれており、動きがのろいため気付かずに近づいてきた魚を捕食したり、居眠りしている生き物を襲っているようです、また代謝も低いため大量のエサが必要というわけでもない。さらに成長も遅く、1年に1センチ程度した成長しないようです。
年輪経営を実践される伊那食品工業様も会社を永続させるために、ゆっくり成長することを大事にしているそうです。
他の企業様のみならず世の中の様々なものからヒントを頂きながら、池亀が生き残るために初代~3代目までが実現してきたように今あるものだけに固執せず新しいことに挑戦すること、急な成長を目指すのではなく少しずつ地に足つけて成長すること、を目指しゆっくり、急ぎます。