日記

2022-12-16 21:33:00

お歳暮とお中元

いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。

かつて実家では当たり前の景色だったお中元やお歳暮に加え、昨今ではソーシャルギフトと呼ばれる個人に紐づいたちょっとしたギフトなんかも目にするようになりました。
(私もちょっとしたギフトで利用させてもらってます。)とはいえ、贈り物と言えばお歳暮や御中元が頭に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。言葉や時期は知っていながら、そのルーツや時期について自信がなかったので先日調べました。年末には1年のお世話になった方への感謝を込めて贈るのお歳暮。もともとは正月に帰ってくるとされる先祖への霊へのお供え物を本家に贈ったのがルーツと言われているようです。それがお世話に鳴った方へ時代と共に変化したとされています。一方お中元は夏に贈り物をする習慣ですが、そのルーツは中国の三元論に由来し、旧暦1月15日を上元、7月15日を中元、10月15日日を下元といい、盛大なお祭りが行われており、中元は罪が許される日で祖先を供養する行事となったようです。日本では江戸時代に、盆供のお礼に親類に贈り物をする習慣が生まれ、現在のお中元が始まりとされております。
長く続くこのような行事は、もともとはご先祖様を大切にすることがルーツなのですね。時代時代で変わることはたくさんありますが、ご先祖様への感謝や、お世話になった方々への感謝は忘れてはいけないものですね。私も感謝も気持ちを忘れず精進していきたいと思います。