日記

2023-10-16 00:48:00

王政ローマ

いつもお世話になっております。

現3代目店主の息子(弟)です。

ローマは一日にして成らず、王政ローマ編読み終わりました。ロムルスによるローマ建国から約250年間、7代まで王政による統治がなされていた期間です。立地選定、他民族との共生、親族継承をせずにラテン人、サビーニ人、エトルリア人等様々な民族から適時に王を選んだこと等、最終的には共和制に移行するようになりますが、建国当初強いリーダーシップの元、国の基盤を作った時代です。特に2代目ヌマは攻撃的なタイプではなく、戦争で基礎を築いたローマに法と習慣の改善による確かさを与えようとしました。また、多くの神々を整理する宗教に関する改革を行うことで、神を一つに決めるわけではなく、神々を敬う大切さを教えました。この宗教に関する考え方は、他者を認める事になり様々な民族が共生することになるローマを強大にした要因だとも言われました。古代にも武力による権威ではない権力の行使があるものだと学びました。