日記

2024-01-25 20:53:00

古事記物語

いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
日本最古の歴史書・古事記物語上巻を読み終えました。天の生まれから、神様の名前が沢山出てくるので登場する神様をすべて把握するのが難しいですが、日本とはどうやって生まれたかを知る一つの手がかりになります。イザナキノミコト、イザナミノミコトの生い立ちと二人の関係、イザナキノミコトがカグツチを産んだことによる死。またイザナキノミコトがイザナミノミコトに会いに行ったが、そこで衝突してしまったこと。ただその衝突があったからこそ人類がふえるようになったことや、黄泉の国から生還し、禊をすることで、アマテラス、ツクヨミ、スサノオが生まれ、アマテラスには高天原(天の国)を、ツクヨミには夜の国を、スサノオには海の国を、それぞれの統治を任せましたが、スサノオが泣いてばかりいたため、追放され黄泉の国に向かうために、高天原を通ると、アマテラスはスサノオが高天原を奪いに来たと勘違いことなどの影響により、スサノオとの関係性がこじれ、スサノオは高天原を追放されます。その後スサノオは出雲におり、ヤマタノオロチを退治することになりました。この退治の際に、ヤマタノオロチの尾の中から出てきたものが太刀がでてきました。(これがのちの草薙の剣であり、アマテラスに献上しました。)天皇による統治の正当性を証明し、天皇による統治を目的とする歴史書ですが、日本とは、日本人とはを考えるきっかけの一つにもなりますし、どうやって後世に残していくか、またマネジメントするかしていくかの参考にもなると感じました。