日記
幼少期を振り返り…
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
思いつきで日記を始めて見ましたが、まずは私自身が何者かを簡単に紹介していきたいと思います。
私自身振り返るいい機会だと思ったりもしますので、複数回に分けてこれまでの人生を振り返っていきたいと思います。
石川県七尾市田鶴浜町(当時は鹿島郡田鶴浜町)で生まれました。
5つ離れた兄との二人兄弟です。
自分からしたいと言ったのか、兄に連れていかれたのか全く記憶にありませんが、5歳でバスケットを始め、周りの方々や環境にも恵まれ、今日まで続けてます。
(むしろ学生時代はバスケットばかりしていたので、他の記憶があまりない。。)
当時は少し年の離れた兄に追いつけと(1年生と6年生では到底敵うはずがないのですが。。)
1対1を果敢に挑んでたような気がします。
またコートでは年齢は関係ないと当時の監督・コーチから言われていたことも思い出します。
(チームプレーは勿論必要ですが)勝負ごとにおいて遠慮は必要なく、思い切ってプレーすることの大切さを教えてくださっていたのだなと。
幼少期を振り返り思いましたが、バスケットを始めた頃のように「うまくなりたい。」「チームで勝ちたい。」といったような純粋な気持ちを原動力とした行動が少なくなっているものだと痛感しました。
周りからの評価、失敗への恐れ、自分はまだまだだからといったような言い訳を盾に、保身のためのブレーキを無意識に踏んでいることが多分にあるなと反省しました。
大変悔しいですが、池亀は田鶴浜町を出ればまだまだ世に知られていない存在です。
私自身食べ慣れている味だからという部分も多分にあるのかもしれませんが、池亀の料理はおいしい(個人的には最初の一口のおいしさだけでなく、ついつい箸が進む飽きの来ない優しい味)だと思ってるので、世の中に池亀を、池亀のおいしさを知っていただきたいという幼少期のような”純粋”な気持ちを大切にしながら行動していきたいです。
日記始めたいと思います。
今日から日記を始めます。
現3代目店主の息子(弟)です。
1935年から3代続けてきた「和食料理店 池亀」は、
このまま時間が経過していき、両親の加齢と共にいずれ廃業となってしまうことは
自分自身見て見ぬふりができないと思いました。
子供のころは全くわかりませんでしたが、私自身8年ほど会社勤めを経験し、
石川県七尾市田鶴浜町という人口5千人程度の小さな町で自事業・飲食業を営み、
”87年”も継続していることが簡単ではないということを痛感してます。
日本には約380万社あり、100年続く企業はその内1%にも満たないといわれてます。
長く続くことが”良いこと”かは私自身言い切れないところもありますが、
長く続くことは”理由がある”とは思ってます。
歴史や精神といった伝統を受け継ぎながら新しい挑戦し、次の代に引き継ぐこと。
家業継承に挑戦することは”池亀で生まれ育った私という自分ができること”。
HPのリニューアルやSNS(instagram)開始等少しずつですが
新しいことを始めました。
池亀を知っていただくこと、
私自身発信することへの苦手意識の克服、
日々の生活での気づきの感度の向上等を目的に、
拙い文章かとは思いますが、できる限り毎日更新していきたいと思います。
宜しくお願いします。