日記
和僑
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
先日来読んでいた小説「和僑」楡周平・作を読み終わりました。田舎の地方創生を目指す物語で、以前兄に薦められていたのを思い出し、読んでみました。人口減少、高齢化社会、都心部への人口流出など、地方が直面するであろう課題に向けて、地方ならではの強みを活かした方法で、食を通じての、解決案を見出していく物語です。また組織に頼らない自分の生き方を見つけることの示唆も与えてくれる本でした。地元にしかない光る原石を、外に(特に海外に向けて)売り先を見つけていく、商流を創るといった話ですが、今現在私が目指す池亀の味を外に(県外、海外)販売していきたいことに対して参考になるものでした。平成27年に出版されている本であり、決して最近の本というわけではありませんが、池亀がやろうとしていること、考えていることを後押ししてくれるような話でもありました。人口4500人程度の田鶴浜だけでなく、マーケットのある外に向けて、池亀の強みになると感じている”味”を本質的な強みとしながら、持続可能な方法で売り先を見つけていきたいと思います。物語ほど物事がうまく前に進むとは思いませんし、小さな田舎の飲食店からでは無理だと思われているとも思いますが、やってみないことには何も生まれない。その気概を忘れず、ぶれずに精進したいと改めて思わせてくれた1冊でした。
ふるさと副業兼業プロジェクト
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3代目店主の息子(弟)です。
先月のマッチングフェアを終えて、来月からの開始予定に向けて準備を勧めております。面談など弊店にご興味をもってくださった方々に感謝です。この機会で新たなきっかけを掴めるよう、新商品の認知拡大、販売拡大を実現することができるよう準備していきたいと思います。
絶対味噌だし 牡蠣鍋 開発中
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現3代目店主の息子(弟)です。
持続可能な味の継承、商品の継承という観点なども踏まえ、能登牡蠣白味噌鍋の白味噌スープのレトルト化に取り組んでおります。商品(味)試作、商品ラベルの見直しなどを進めております。白味噌という商品特性上、レトルト製造が難しい部分があり委託先様にもかなり試行錯誤頂いております。ラベルでは新たに想いやストーリーを伝えることができるような、人に話したくなるようなことも目指して作成しております。職人の父が不在になっても能登牡蠣白味噌鍋を持続可能なものとして提供できるように準備を進めていきたいと思います。
ワンオペ
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現3代目店主の息子(弟)です。
ワンオペで子供の面倒を見ないといけない。そんなときの食事は楽なものに頼りがちです。実際食事に時間をかけれなかったり。先日会った友人も旦那が出張で不在の時はミールキットや惣菜などになると言ってました。共働き世帯においての食事に対して間違いなくニーズがあると感じました。一方で家庭の味がどんどん薄れるとも感じました。海外に比べ料理をするのが日本の料理の良さの1つでもあったりするのであれば、そちら側の働きかけもなにかできないか。考えたいと思います。
おもてなし
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
久しぶりに会社員時代の同期と飲みました。家にきてもらいました。家庭料理にすぎませんが、好きそうな食べ物を思い浮かべ、それを用意する。結果喜んでくれている姿を見るのはやっぱり嬉しいものです。普段の生活でもまごころこめておもてなしを実践する場があります。仕事に関わらず、普段から当社の経営理念の実践を心がけていきたいと思います。

