日記
日記を始めて1か月経ちました。
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
日記を始めて1か月が経ちました。
(読んで下さった方、拙い文章を読んでくださりありがとうございます。)
ふと日記書きますと宣言し、書き始めましたが主なきっかけは3つです。
・サイバーエージェントの藤田社長様の「渋谷ではたらく社長の日記と」いう本を読んだことがあり、自分でも今真似できることではないかと。
・あるセミナーで島根県の旅館・竹葉様の女将様が2003年ころからほぼ毎日日記書かれているという人がいると知ったこと。
・「自分をいかして生きる/西村佳哲著」の中の事例の一つにアメリカのロスにある小さな宿の話が出てきますが、まずは家の前の掃除から始めてみた。評価を気にせずまずはやってみることで物事が進んだと。
先のことばかり考えると不安になりますし、どう思われるだろうと評価を気にするばかりでは、なかなか前に進まないことを会社を辞めてから感じていたので、何か今できることをとにかくやってみたいと思いました。
続けることに果たして本当に意味があるかはわかりませんが、とにかく続けていきたいと思います。
ポスティングやります。
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
今年度に入って行ったHP改修、池亀公式オンラインショップ開設に伴い、現在HPやSNS(インスタグラム:@ikegame.noto)内で能登牡蠣白味噌鍋販売開始のお知らせをさせて頂いております。
オンラインでの発信に加え、”池亀とは”・”通信販売商品の紹介”をオフラインでもさせて頂けたらと考えました。
ポスティング第1弾は1000~1500部程度となっておりますが、継続的に実施させていただく予定です。
※地元能登ではなく、東京エリアにて実施。ポスティングも私自身で実施します。
デザイン作成・投函準備から(印刷を除き)、自分たちで準備しました。
一人でもお客様に池亀を能登牡蠣白味噌鍋を知っていただきたい。その気持ち一心で作成・準備に取り掛かりました。
厚紙でもあるので、1枚1枚折り目を付ける準備を3日間、計10時間かけて準備いたしました。(手先が不器用なので作業が遅いというのもありますが。。。)
一人でも多くの方に池亀を知っていただけるよう、引き続き行動を起こしていきたいと思います。
スポーツの日
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現3代目店主の息子(弟)です。
昨日は祝日でしたが、その目的や意味について調べてみました。
国民の祝日に関する法律によると10月の2月曜日はスポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うと共に健康で活力のある社会の実現を願う。とあります。
もともとは昭和41年に「体育の日」として設けられましたが、令和2年に「スポーツの日」となりました。
昭和36年に制定されたスポーツ振興法において10月の第1土曜日が「スポーツの日」とされていたことを尊重し、昭和39年のオリンピック東京大会を記念し、その開会式である10月10日が選ばれた。
その後、平成10年に連休化による余暇活動を一層充実させ、ゆとりある国民省察の実現のために10月第2月曜日に変更されました。
参考元:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
以前、秋分の日の由来や意味について調べましたが、恥ずかしながらスポーツの日の10月10日がもともと東京オリンピックから来ていたことを知りませんでした。
スポーツを通じた他者を尊重する精神を養うことと健康で活力ある社会の実現を願う目的ということですが、
様々な物事には理由や意味があるということ、時代に合わせ目的やその位置づけを変化させることを学んだ気がします。
昨日の日経新聞(文化時評)を読んで
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
昨日のThe STYLE/Cultureの文化時評にて「愛すべき手間は少しずつだが着実に増えている。」大岩佐和子様 という記事が目に留まりました。
(一部抜粋)
便利さを求め続け、自分の都合に合わせて早さを変えられる倍速社会に行きついている。(動画の早送り再生など)
技術発達により情報量が増え続けたという供給側の影響もあれば、話題についていけないと社会から取り残されるという不安があるといった心理的な理由も要因とあげられている。
時間は時代を超えた悩みであり、いまの時間感覚はスマホの普及によりすき間を埋め、デジタルに触れる時間が長くなるにつれ、時間を無駄にしていないかと無意識に検証するようになっており、実際にフードデリバリー、キャッシュレス等はやりのモノやサービスの多くが時間の価値を生み出している。
一方で、時間を節約している分、ゆとりが生まれるはずなのに、民間の調査では時間に追われる感覚がむしろ強まっている。という調査もある。
そんな中で面倒を楽しむことで心に充足感が生まれるという愛すべき手間は着実に増えてきている。
(レシピサイトでは時短レシピが減り、手の込んだ料理の検索が増えている。等)
つまり、社会がファストに設計されていく中で、本当に暮らしが豊かになるのか。
今は必要な効率化と不必要な効率化を探る過渡期で正解のない時代、それぞれの解釈の違いが未来を作るだろう。
効率化も必要だと感じますし、そのようなサービス・商品をもちろん私自身も利用させていただいてますが、
あえて手間をかけることでの自己肯定感を感じていただける時間を提供することも、お客様に食を通じた喜びをお届けすることの一つだと考えております。
今年に入って行ったHP改修にあたって、新たに池亀のお取り寄せのコンセプトを見直しました。
池亀は毎日の忙しい日常の中でも、毎日口にする食をだからこそ、感謝の気持ち、満足感、自己肯定感を持てるような非日常のひとときを楽しんでいただきたい。
お野菜や〆ものをお客様自身で用意いただく、お鍋に合うお酒を考える等、あえて手をかけていただきたいと考えております。
その結果、”あーおいしかった。ごちそうさまでした。”と思わず口からこぼれる至福のひとときを感じて頂けたらと思います。
(詳しくはトップページをご確認ください。)
牡蠣の歴史④
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
(牡蠣の歴史/キャロライン・ティリ著を参考にしております。)
世界を救った日本の牡蠣ということで、日本のマガキ・クマモトという品種が輸出されました。
アメリカでは19世紀末に病気・乱獲・牡蠣床の広範囲の汚染で漁獲量が減少。
20世紀初めまで貧しい労働者にとって手に入りやすい食品であり、当時の1/3はアメリカガキ・オリンピアガキを養殖しておりましたが、その種牡蠣が高価になり量も減少しました。
1902年に日本から宮城県産のマガキの種牡蠣が送られ、一時戦時中は出荷停止になりましたが、戦後再開され1970年代にアメリカが独自で種牡蠣が養殖できるようになるまで、日本の輸出が続きました。(マガキは病気に強く、何種類の病気に対する抵抗があった。)
フランスでも同様に1960年代にほとんど全滅に近い状況でしたが、日本のマガキが送られ、現代ではヨーロッパヒラガキを超えるマガキが生産されております。
(1960年代まではポルトガルカキ・ヨーロッパヒラガキが生産地として有名だった。)
2020年時点での牡蠣生産量は中国(550万t)、韓国(32万t)、米国(18万t)、日本(16万t)、フランスという順のようです。
世界で食べられる牡蠣ですが、日本の品種が他産地の牡蠣産業維持に貢献していたみたいな話は全く知りませんでした。
(実際に頻繁に海外に行く知人曰く)海外での日本食・和食の評価は高いようです。
※海外に出店する日本料理店は2006年の2.4万店から2019年には15.9万店と約7倍に増加。
いずれは池亀も国内のみならず海外への発信できるような事業をやってみたいものです。

