日記
リトアニア
いつもお世話になっております。
現3代目店主の息子(弟)です。
今日の日経新聞のThe style Gourmetの一面でリトアニアの料理が紹介されていました。地理的な側面、歴史的な側面を調べてみるとスープ文化や多様性が混じる料理であるようなことが少し理解できました。また、杉原千畝さんがユダヤ人にビザを発給していたのもリトアニアでした。改めて杉原千畝さんがやられたことも調べてみると、当時の世界情勢から考えると簡単にできる意思決定ではなかったとも痛感しました。(個人的な話では高校時代に出場したインターハイの1回戦で対戦した相手チームにリトアニアからの留学生がいて、勝手に親近感も…。)いろいろと興味をもって調べる中で、池亀の絶対味噌だしを世界各国で飲まれるスープの素としても発信できないかなども感じたものでした。日本の軟水だからよく抽出できる出汁の味、発酵食白味噌の味、全世界で食べられる豆類である豆乳を使用していて、スープとしても飲みることをイメージしておりますので、各国の素材と掛け合わせ、現地に親しまれるスープとしての価値を発揮できないか。和食の魅力を国内のみならず、国外でも。リトアニアは300万人ほどの国ですが、在留日本人は125人(外務省HP参照)と日本の食品がめちゃめちゃ流通しているとは想定しにくいエリアと思います。(ググると、日本の食品が販売しているところもあるみたいですが) 絶対味噌だしの可能性を信じ、国外での販売の活路にも常にアンテナをはりたいと思います。
和食展
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現3代目店主の息子(弟)です。
10/28~2/25の間で上野の国立科学博物館で和食展が開催されるそうです。兄から教えてもらい、知りましたが、本来2020年に開催予定だったものが、今回開催に至ったそうです。食の多様性、歴史や科学的な観点など期間中に訪れ勉強してきたいと思います。
池亀公式オンラインショップのブログを更新しました。
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現3代目店主の息子(弟)です。
池亀公式オンラインショップ内で不定期に更新しておりますブログ内で柿の白和えを紹介させて頂きました。
秋の食材を料理の一皿として提供する料理です。
正岡子規の俳句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」が詠まれたのが10月26日からの奈良旅行であったことから、
10月26日は柿の日とされているようです。
【季節のお料理 秋 柿の白和え】
旧芝離宮恩賜庭園
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現3代目店主の息子(弟)です。
予定があって浜松町近辺に行きましたので、旧芝離宮恩賜庭園に行きました。大名庭園の一つで、元々海面だったところが1655-1658年頃に埋め立てられ、その後老中(江戸幕府の最高位)・大久保忠朝の邸地となったのがその始まりです。藩地・小田原から庭師を呼び寄せて作庭しました。池泉を中心とした回遊式庭園で中国の西湖を模した堤や中国の霊山を模した中島などがあります。一時は迎賓館として洋館を新築し、多くの貴賓を招いたそうですが、関東大震災によってそのほとんどが消失してしまったようです。その後、昭和天皇のご成婚記念として東京都に下賜され、旧芝離宮恩賜庭園として一般公開されるようになったそうです。池亀の敷地にも小さな庭園(とまで呼べないかもしれない…。)がありますが、手つかずの状態です。東京にいる自分が直接できることは限られますが、今ある資産を魅力的なものに変えれないかも検討したいです。日本庭園についても勉強せねば。
東嶺寺のお宮さん
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現3代目店主の息子(弟)です。
東嶺寺の敷地にはお宮さんがあります。仏を祀るお寺の(仏教)の敷地内に、神道の建物であるお宮さんがあり、神仏習合している場所です。明治以前は神仏習合の寺社が一般的でしたが、明治に入って神仏分離令により、神仏習合している寺社が少なくなったと言われます。(都内では浅草の浅草寺などありますが。)当店横にある東嶺寺は神仏習合が現存する場所です。そんなお宮さんも老朽化が進んでおります。安全に見ることが出来るのもいつまででしょうか。

